中年オヤジの自転車通勤コラムと女の子のイラストがあります。
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人魚物語07

ここは水棲族の中でも竜族が住む洞くつ。
その中でも魔法薬を研究している怪しい地下組織があった。

人間の青年と海辺で毎夜会っていたが、夏が過ぎると別れなくてはならない。

南の海に人魚の群れは移動する。
最後の夏の想い出に人間になって彼と過ごしたい。青年の誕生日の記念に。

竜族は水棲族の中でも謎が多く信用ができなかったが、魔法の技術は優れているとの噂。
危険を顧みず、単身この洞くつにやってきた彼女。

「人間になれる薬ありますか?」
「ウヒヒッ! あるとも、あるとも!」
「これですよ、お嬢さん!!」

棚の奥から出された液体は微細な泡を出し甘美な芳香を漂わせていた。

「この薬は試作品の改良型だよ。かつて同じように人を好きになった人魚がこれを飲んで
後日、副作用で死んでしまった事があるので、成分を弱くしたものだ。」

「そのかわり、薬の効果は一晩かぎり。朝日を浴びると体が石になってしまいます。」

「使用上の注意は教えた。後は貴女の判断だ。使うもよし、止めるのもよし、如何かな?」
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